- シンスプリントってなに?
- スネが急に痛くなってきたんだけど・・・
- シンスプリントが治らない
こんな疑問や悩みをもつあなたに、接骨院で院長をしているヨシマツタケシがシンスプリントについて教えます。
シンスプリントとは?
シンスプリントは、下腿内側に位置する脛骨の下方1/3に痛みが発生する症状。 骨折した時のような激しい痛みではなく、鈍痛なのが特徴である。 脛骨過労性骨膜炎ともいう。
シンスプリントは、スネの内側に痛みがでるケガです。
接骨院では中学生、高校生の成長期の人に多く見かけます。
ただ、大学生や大人になってもシンスプリントになることもあります。
マラソン、陸上競技、サッカーなどよく走る競技に多いです。
ひどい人は日常生活で歩くときでさえも、痛みが出ます。
シンスプリントの原因
痛みを出すのは、後脛骨筋と長母指屈筋
後脛骨筋と長母指屈筋の2つが硬くなると、筋肉が骨を引っ張ってしまい激痛がでます。
骨の表面というのは、めちゃくちゃ痛みを感じやすい部位なので骨折したのではないかと思うほど、痛むこともあります。
2つの筋肉の位置を確認しましょう。
後脛骨筋
スネの後ろ側から始まり、土踏まずのあたりで終わります。
つま先立ちや、足首を内側へ捻る動きのときに働きます。
長母指屈筋
膝から下の外側の骨である腓骨の後ろ側から始まり、土踏まずを通り過ぎて親指に終わります。
親指を曲げることに使われます。
つま先立ちのときに後脛骨筋などの筋肉を助ける働きもあります。
シンスプリントの原因No.1は使い過ぎ
一番多い原因は使い過ぎです。
接骨院では部活をしている子どもが多いです。
スポーツトレーナーの業界ではチームに2,3割同じケガがいたら練習方法の見直しを検討するそうです。
10~20人のチームに3人もシンスプリントがいる場合は絶対に練習しすぎです。
もしくは、練習内容が悪いです。
扁平足などの体の構造がシンスプリントの原因
体の構造によってシンスプリントをより起こしやすい体になります。
下に該当する人は、接骨院や整形外科など専門家に相談をするべきでしょう。
- 扁平足で足のアーチがない
- 足首の安定性が悪い
- 膝が硬い
- 股関節が硬い
これらの問題が後脛骨筋を含むふくらはぎに負担をかけてしまい、シンスプリントにつながります。
栄養不足、水不足がシンスプリントの原因
シンスプリントに限りませんが、成長痛などがある子どもに共通していることがあります。
ほとんどの子どもが栄養不足です。お肉食べていません。
ほとんどの子どもが水不足です。
ぼくの職場でシンスプリントになって来院された患者さんに食事や水についてきくと、ほぼ全員といってもいいくらい該当します。
骨を作るのには、カルシウムだけでなくお肉(タンパク質)が必要です。
筋肉の柔軟性を作るには運動だけでなく水が必要です。
シンスプリントだと思ったら、疲労骨折だった
シンスプリントを放置して走り続けたりすると、いつの間にか疲労骨折になっていることもあります。
足もつけないくらいひどい痛みや、一か所だけ押すと異常に痛いところがあるといった場合は、骨折を疑いましょう。
疲労骨折のやっかいなところは、個人さありますが意外に痛みに耐えられるということです。
スネが痛いと思ったら医師に診てもらうか、エコーを使っている接骨院で診てもらった方がよいでしょう。
シンスプリントの治し方
まずは、休む
一番の原因は使い過ぎです。
まず、休みましょう。
痛みがひどいときは、氷水で冷やしましょう。
専門家に相談する
整形外科や接骨院で相談しましょう。
日常生活で出る痛みではないので、スポーツに特化したところがいいでしょう。
特にシンスプリントは、疲労骨折の場合もあります。
必ず専門家に相談するべきです。
ヨシマツタケシならこう施術する
シンスプリントはまず休もう
まずは休もう!
まず初めにするべきは、シンスプリントの痛みをなくすことです。
そのために練習を休ませます。
あまりにも痛みがひどい場合はギプスを2~3週間つけます。
シンスプリントでも全身の施術をします
痛みがなくなったら、全身を診よう!
休んで痛みがなくなったら、膝、股関節、腰など含め全身を見ます。(親御さんの予算次第)
実際は痛みがあっても同時進行でやることも多いです。
シンスプリントは休んで痛みが無くなっても再発率がめちゃくちゃ高いです。
これは、体の構造の問題や栄養の問題など、根本的な原因が治っていないからです。
シンスプリントが完全に痛くなくなるまでは、3~6カ月かかることが多いです。
シンスプリント用のトレーニングもお伝えします
特殊なトレーニングも教えちゃうよ
バランス感覚を鍛えるトレーニングなどもお伝えして、総合的に施術していきます。
また、食事の仕方や水の摂取などの指導もします。
シンスプリントの予防法
使いすぎない
一番の原因は、使い過ぎです。
最低でも週に1回は休むべきです。
もしくは、練習内容を工夫して足に負担をかけない日を作るべきです。
ストレッチ
後脛骨筋などふくらはぎのストレッチをしましょう。
体のメンテナンス
スポーツをするのであれば、メンテナンスをしておいた方が良いです。
メンテナンスであれば、カラダファクトリーやカイロプラクティックがおすすめです。
ただし、ケガをしてしまったときは整形外科や接骨院に行ってください。
まとめ
シンスプリントはとてもやっかいです。
しっかり休まないと治りませんが、休むだけでは治りづらいです。
ヨシマツタケシは、体の根本的な原因を研究し続けます。
何か質問や相談ありましたら、ご連絡ください。
チャオ!
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