一般的に多いあおむけでの出産方法は医者にとってのメリットしかないことをご存知でしたか?
出産は人生でも一大事のイベントです。お母さんは命がけで自分の愛する子どもを生みます。それなのに、あおむけでの出産方法が医者にしかメリットがないってどういうことなんでしょうか。
- なぜ高いテーブルで両膝を立てて大きく足を開くという、屈辱的な格好しないといけないんでしょう?
- なぜあんな重力に逆らう不自然な格好しないといけないんでしょう?
この黒歴史はフランス国王ルイ14世の変態的な一面から生まれたのでした。
目次
なぜあおむけで出産するようになったのか
産婦をあおむけにする習慣は、ルイ14世の『功績』です。
あおむけで出産するようになったのはフランス国王ルイ14世の功績と皮肉たっぷりに作者は記述しています。
功績でなく実際はルイ14世の性癖からくるものだったのでしょう。
ルイ14世の欲求不満からあおむけの姿勢となった
ルイ14世は愛妾たちがお産する様子をカーテンから密かにのぞき見ては楽しんでいたという。
この時点でルイ14世という人間がぼくには理解できない。。。
ところが、彼女たちが分娩椅子に座るとよく見えない。
なるほどなるほど。見たいけど見えなかったのか。
(全然なるほどではない。)
そこで、国王の権力を思い切って行使し、男性の産婆にもっと眺めをよくするように命じた。こうして、愛妾たちは高いテーブルに乗せられ、仰向けになって両膝を立てて大きく足を開く姿勢をとらされることとあいなったのである。
国王は、さぞやご満悦のことであったろう。
ちょ、国王!ルイ14世!おかしいやろ!!!なにがご満悦やねん!眺めよくってどういうことやねん!
そして、この物語はまだ続く。
当然のことながら、まもなく医者たちは「王室にとってよいことなら人民にとってもよいことである」と早合点し、仰臥位を採用していった。
えええーーー!?おい、医者!!それあかんやろ!
・・・・・
こうして、国王ルイ14世の性癖、欲求不満からはずかし目を受けるような格好となった。
あおむけ分娩は医者に都合がいい
ルイ14世により分娩の歴史は塗り替えられた。
今もあおむけ分娩が残っているのは、ルイ14世にとって良かっただけでなく医者がよく見えるからやりやすいからである。
医者にとって都合がいいだけで産婦にとって良いものは何一つないということです。
あおむけ分娩のデメリット
あおむけ分娩は産婦を苦しめる最悪の分娩体位です。
あおむけ分娩よりもつらい分娩を考えるとしたら足を天井に釣り上げて逆さにするくらいでしょう。
それくらいあおむけ分娩は最悪ということを知ってください。
こんなにも最悪な仰向け分娩が今も残ってるのか?
仰臥位に医学的根拠がないなら、なぜ医者は産婦にこんな分娩体位をとらせるのか。読者がそういぶかるのも当然である。それに対する合理的な説明は不可能なのだが、あえて納得のいく説明を試みるなら、仰臥位は正常なお産を異常分娩委する病理を作り出し、産科医の散財意義の役95%を保証するのに役立つから、となる。
あおむけに医学的根拠がないならなぜ医者は産婦にこんな姿勢をとらせるのでしょうか?
その答えはやはり『医者の都合』ということです。医学ってなんなでしょう。
もちろんこんな風に考えてない素敵な産科医も多いと思いますが、これが現実なのです。
座位分娩を推奨します!
- 昔は日本でも海外でも座位分娩が主流だった。
- 座位分娩からあおむけ分娩に塗り替えたのはルイ14世の性癖によるものであった。
ここまでの流れは大丈夫ですね?
では、座位分娩のメリットってなんでしょう?お伝えします。
座位分娩のメリット
- 重力を利用できる
- 子宮の収縮力を出しやすい(力みやすい)
- 産道がまっすぐに近くなり赤ちゃんが通りやすくなる
そう、座位分娩は素晴らしいものだったのです。それをルイ14世によって見事に塗り替えられたのですよ。
日本にあおむけ分娩が定着したのはアメリカからとも言いますが、諸悪の根源はルイ14世にあったのですね。
まとめ
- 昔は日本でも海外でも座位分娩が主流だった。
- 座位分娩からあおむけ分娩に塗り替えたのはルイ14世の性癖によるものであった。
- あおむけ分娩が医者に都合が良いという理由以外ない。
- 座位分娩のメリットは重量と子宮の収縮力を出しやすく、赤ちゃんが通りやすいことである。
お分かりいただけましたでしょうか?あおむけ分娩は何一ついいことなんてないということを。
それにしてもフランス国王ルイ14世とその時代の取り巻きたちは恐ろしいですね。
おわり。