外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術[Kindle版]
- 本を読んだら読みっぱなしで満足していませんか?
- 読書量こそ大事だと思っていませんか?
読書で得た知識や感性を仕事や生活に活かしてこそ、本に投資した価値が生まれます。
読書で得た知識や感性を仕事に活かそうとした場合、大事なのは「読んだ後」なのです。
今日は外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術から学んだ読書を仕事や生活に活かす術をお伝えしたいと思います。
目次
「仕事につなげる読書」 6つの大原則から特に3つを紹介
本書では6つの大原則として紹介されていますが、今回はその中からさらに3つに絞り込んで紹介します。
本は「2割だけ」読めばいい
本から得られる効果の80%は、全体の20%によってもたらされる。・・・(中略)・・・効率的に読書からインプットを栄養と思うのであれば、いかにしてこの20%のミソとなる部分を見抜くかというのが大きなカギになってきます。
2割を見つけ出すための簡単な方法です。
- 目次を見る
- 「総括」や「結論」、「まとめ」を読む
これで大体全体の必要な内容が読み取れる本がほとんどです。
まとめや結論のような章がなければ面白そうな章の段落冒頭の1文だけ読んで面白そうならその章を読んでみましょう。
こうすることで2割の大事なところはほとんど網羅できるでしょう。
「忘れる」ことを前提に読む
記憶力に頼った知的生産のスタイルを「普通の」ビジネスパーソンが目指すことは現実出来ではない
人は忘れる生き物です、なんてよく聞きます。記憶力に頼らないためにどうやって情報を貯めるかですが、本書ではデジタルデータとして保存する方法をおすす召されています。
そのために最強のエバーノートがおすすめ。
evernote.com
5冊読むより「1冊を5回」読む
1回読んだだけだと忘れる
引用:外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術
1冊の本を1回読んだだけでは忘れるということですね。ぼくもよくやりがち。1回読んで満足して、もうずっと読まないで忘れちゃうんですよね。
半年間何もせずに本を読み続けたアラン・ケイの逸話
アラン・ケイはこの難解な本を他になにもせずに半年間ひたすら何度も読み返し、「コンピューターはやがて計算機というよりもメディアにちかいものになる」という天啓を得たと述懐しています。
このアラン・ケイという人物、パーソナルコンピューターという概念を歴史上最初に打ち立てたらしいです。恐るべし。
1冊を半年間読み続けるとか不可能でしょ!同じことをずっと一途に頑張れる人ってほんとすごい。
まとめ
今回は「仕事につなげる読書」 6つの大原則から特に3つを紹介しました。
けどこれ書く側のブロガーにとっても大事なことなんです。イケダハヤトさんのnoteで書かれている「何度でも同じことを書く」べき3つの理由。からもわかりますが、何度でも同じことを書くことが必要ということがこの本からわかります。
読み手は、
- 忘れやすいという性質を持っている
- ほんの少し読んでブログを読むべきか判断している
と思います。本と同じようにまとめだけや、どこか1つの見出しを読んで面白いかどうかを即座に判断しているんですね。
そしてイケダハヤトさんがおっしゃるようにそもそも読まれてすらないです。なので何度も違った形で実は同じ内容を何度も伝えることが必要だと思います。
そういう意味でもとても勉強になる本でした。
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外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術[Kindle版]