単語の意味を思い出そうとしている内に話が進んでしまって、全く理解できなくなった・・・。
ブラジル人との会話やリスニング勉強でこんな風に思ったことはないだろうか?全く知らない単語ならまだしも、ちょっと知っているとこんな事態に陥りがちです。
ブラジル人はしゃべれない人でも関係なく、ベラベラとしゃべってきます(ぼくの経験談)。リスニング勉強でCDをとめてまた繰り返してということができても、会話においてはそんなことはできないですよね。
リスニングや会話にはいくつかのカベが存在しますが、今日は単語について説明します。単語はただ意味を知っているだけでは、会話には役に立ちません。単語の自動化が必要となるのです。
では、詳細行きましょう。
単語の重要性を理解しよう
Gosto de dar risadas e adoro fazer as pessoas rirem contando piadas de portugues.
(笑うのが好きで、特にポルトガル人をからかうジョークで人々を笑わせるのがたまらなく好きです。)
この文を見ましょう。当然ながら下にあげるような各単語がわからなければ分の意味は絶対にわかりません。文を理解するうえで単語は絶対に不可欠な存在です。
- 動詞の好き Gosto
- 笑い risadas
- 人々 pessoas
- ジョークpiadas
単語さえわかれば、深いコミュニケーションは無理でも生きることはできるでしょう。特にコミュニケーション能力が高くて、ボディランゲージもたくみに使える人であれば、それで十分にコミュニケーションをとることができます。
それだけ単語は大事なんです。
でも、1つ1つの意味は知っていても実際にネイティブがしゃべるスピードって恐ろしく早いですよね・・・。
そこで出てくるのが単語の自動化をするという練習です。
単語の自動化って何?
単語を自動化させるってどういうことでしょう?
例えば、日本語で動物の名前を挙げます。
- 犬
- 猫
- ハト
これらはきっとすぐに頭の中に動物のイメージが出てきますよね?でも、ポルトガル語で同じように並べられてすぐにパッとイメージが出てきますか?
- cachorro
- gato
- pomba
これらの単語を見た時にこんな風に考えていませんか?
えーーーと、cachorroは犬だっけな、猫だっけな・・・
たぶん、犬かな。
こんな風に考えていては会話の中では絶対についていけないですよね?こんなことを考えている内に話は進んでいきます。例としてあげた単語は動物なのでイメージがしやすいかもしれません。
けど、動詞、形容詞、副詞などの単語であっても同じようにイメージをぱっとしなければいけないのです。海外に行って生活するとポルトガル語が喋れるようになるのは、このようにポルトガル語の単語を実際に目でみて感じれるからです。単語の自動化がしやすくなるのです。
今すぐ話せるブラジルポルトガル語単語集 (東進ブックス)なんかは、絵も一緒についていてとても勉強がしやすいですよね。
単語の自動化はどうやって練習するの?
単語の自動化は、もうただひたすらノックのように勉強するしかありません。勉強するというより、鍛えるしかありません。
単語を見てパッと意味を答えるという作業をただひたすら繰り返すのです。
あとは、文章としてリスニングしたときにそのイメージが出てくるかの練習も必要です。耳が喜ぶブラジルポルトガル語はポルトガル語の文章と日本語の文章がのっていますので、ポルトガル語を聴きながら、情景をイメージして発音するという練習をしましょう。
まとめ
単語の重要性、そして単語を自動化する大変さはわかりましたか?
ちなみに、これらの勉強方法はぼくが今英語の勉強において活用している方法です。English CompanyというところでトレーニングをしてTOEIC800点を目指しています。ポルトガル語はなかなか勉強方法のノウハウがないので、英語の勉強ノウハウをポルトガル語に活用予定です。12月にEnglish Companyのトレーニングが終わりますので、そのあとはポルトガル語教室にでも通っていこうと考え中です。
効率的な言語学習に興味がある人はこちらの本がおすすめです。第二言語習得理論という外国語をいかに効率的に勉強するかを研究している学問がもとになっています。
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ぜひ、楽しいポルトガル語学習生活をお過ごしください!
チャオ!
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