近藤 史恵さんが書くロードレースを舞台にしたシリーズもの。これを読むといつも自転車に乗りたくなる。このキアズマが一番新しいと思うのだけど、自転車シリーズは4作目のはずだ。
<過去の作品>
ぼくは今までチネリ、アンカーと乗り継いできたけど東京にきて保管場所がなくて持っていたアンカーも手放してしまっていた。
けど、久しぶりにこのキアズマを読んだらロードバイクに乗りたくなってしまったのだ。
一度ほしいと思ったら手に入れるまで気が済まないぼくは勢いで15万円もするキャノンデールのCAAD10を購入してしまったのである。購入当時のぼくの給料は手取り16、7万円だ。
チネリ、アンカーを購入したときとは大きな違いが1つだけあった。
それは・・・
今回は既婚者ということである。しかも新婚ホヤホヤ3カ月。
購入に至るまでと、購入後に嫁にマジギレされた話、現在の自転車生活について書きたいと思います。
目次
色々な自転車を検討
購入の時に色々な自転車を検討した。ミニベロ、クロスバイク、マウンテンバイク、ロードバイク。
けどやはり、ロードバイクの美しさにはどれもかなわなかった。
ロードバイクの魅力
ぼくがロードバイクに感じるのは、一番はその美しさだと思っている。
完成された車体は本当に美しい。継ぎ目の溶接も目立たないようにされていて、本当に見ていて飽きない。
ママチャリしか乗ったことはぜひ試しに乗ってみてほしい。自転車が進む感覚が全く違います。ギアを変えたときにガチャンガチャンいいません。
1つ1つが美しいんです。
キャノンデールCAAD10の魅力
↑ぼくのキャノンデールCAAD10
その中でもキャノンデールCAAD10にしたのは、カーボンキラーと呼ばれているというのが異様にかっこよく感じたからである。
カーボンが主流になってきたロードバイク界において、なおもアルミフレームを追求して創りだした史上最高のアルミフレーム。
ぼくはそういう職人的なストーリーにめっぽう弱い。(笑)
価格はなんと、型落ちで15万円!これ、買うしかないでしょ!なんてお得な買い物なんだ!
とぼくは思っていた。
いざ、購入をしにいく。嫁に怒られるかもとは思っていた
購入になるとやはり嫁に報告せねばと思っていた。
でもそこは考えをあらためて(?)
こっそり購入して部屋の中にさりげなく置いとけば怒られないんじゃないか?と思った。
いらないものを片付けまくってカラーボックス1つ減らして買っちゃうか!部屋に置いちゃうか!買っちゃえば怒られてもどうしようもないし!
と思ったのでした。縦置きのスタンドを買えばさりげないのではないか、とバカなことを考えたのでした。
↓縦置きスタンドはこういうものです。
よく患者さんからもこんな話をきいていた
- 嫁に内緒でバイク買っちゃった。
- 嫁に内緒でキャバクラにいったら領収書を見られたけど、仕事の付き合いだとごまかした。
自分もそこの仲間入りだー、くらいの軽い気持ちで考えてました。
購入の契約をして1週間後に取りにいくことになったが、不安になった。
自宅近くのロードバイク専門店にいき、契約。
そのまま買って設置するかと思ったが、小心者なぼくは『本気でこれ怒られないかな?大丈夫かな?』と思い始めた。
結局、不安過ぎて購入前に相談することに・・・
嫁に相談。嫁にマジギレされた。しかも想像以上。(笑)
仕事に帰ってから嫁に相談すると、想像以上にマジギレされました。
- 一人のお金じゃないのに相談もなしに決めたの!?
- なんで決める前に相談しなかったの?!
- 広い部屋じゃないのに部屋の中におくとかどういうつもり?
とさんざんいわれ、売り言葉に買い言葉で僕も『じゃーもういいよ、やめるから。』としばらく口を利きませんでした。
想像以上のマジギレにぼくは新婚3か月目にして先行き不安になってしまいました・・・
マジギレした嫁と再度話し合い。嫁が怒ったのには優しさからだった・・・
翌朝もほとんど口をきくことなく仕事へ行きました。
そして、帰ってから嫁と再度話し合い。
嫁から『なにかいうことないの?』とのこと。
悪いと思っていなかったぼくは、『ない』と答えました。
そこから話し合いは進み、嫁が怒った理由をきいて泣けてきました。
- 何も相談がなかったのが残念だった。信じていたのに・・・
- 多額な学費がかかる海外留学というぼくの夢をサポートしたいと思っていたのに、自ら何も考えがないかのようにロードバイクを購入したのが信じられなかった
嫁はぼくのことを信じてくれていた。そしてぼくの夢を信じサポートしてくれようとしていのだった。
それをきいてぼくは情けなくなりました。ただ、今回はもう契約したので買っちゃいました。一応ダメ元で自転車屋さんにはきいたんだけど、今更断れるわけないですよね。(笑)
『乗るからには大事にしてね。今度からは相談してよね。』 と優しい嫁。
もう二度とこんなことしません。
現在の自転車生活
現在の自転車生活はどうなんだって?
購入から2回しか乗れていません!(笑)
時間がないという言い訳は大嫌いだけど、時間がなかった。正確にはおそらく時間をつくるほど好きではなかったんだろうな。
全然乗ってないのでオークションに出品してみようと思います。(笑)
でもまた乗りたい気もする・・・けど、時間もない気もする・・・というのを行ったり来たりしています。
でも、二度とこんなお金の使い方はしませんよ。そこは信じてください・・・。
ダメ男の情けないお話でした。終わり。
※おそらく、ぼくの嫁から実際の話と違うと突っ込みが入り修正が入ります。こうご期待を。(笑)