こんにちは。接骨院の院長ヨシマツタケシです!
接骨院の院長に就任してから1年が経とうとしています。ぼくは1年間価値のない患者を捨て続けてきました。「患者を捨てるとか最悪じゃねえか」と批判をうけそうですね。
価値のない患者というところを強調しておきましょう。
- なぜ、価値のない患者を捨て続けたのか
- 価値のない患者を捨て続けた結果どうなったのか
これらのことをお伝えしていきたいと思います。
目次
前任の院長はマッサージが大好き
ぼくの前任の院長はマッサージが大好きでした。
患者に
- 肩を揉んでと言われれば、揉み続け
- 腰を揉んでと言われれば、揉み続け
という患者の揉んでほしいという希望に答えて、気持ちがいいと言われることに喜んでいる人でした。そして患者との日常会話が大好きでした。見た目がイケメンと言われることが多く、女性患者も多かったみたいですね。
これも悪くはないでしょう。でも、凝ってるところ揉むのなんて誰でも出来るでしょ?ぼくはロボットじゃありません。
誰でも出来るようなマッサージなんて退屈で眠くて仕方ないんですよ。
就任してから3カ月は退屈で仕方なかった
就任当初はそんな患者ばかりで退屈で仕方なかったです。「肩が凝ってるから揉んでくれ」「腰が痛いから、腰を揉んでくれ」という人ばかりでした。
ケガして痛くてたまらなくて頼ってくる患者はほとんどいませんでした。しまいには、とある患者からこんなことを言われました。
「前の院長先生はもっと深く揉んでくれました。ヨシマツ先生のは浅いです。あと、スピードももっとゆっくりな方が気持ちがいいです。」
正直、「は?何言ってんの?」と思いましたが、院長に就任し売り上げもあげたかったので我慢して患者の言いなりになっていました。
でも、そんなときにとある本に出会ってぼくの考え方は変わります。
「一生、お客に困らない!日本人の知らなかったフリーエージェント起業術」に出会う
1冊の本に出会いました。この本は冒頭で、価値のない顧客は捨て去るべしと書いてました。予約でいっぱいにするとか言いながら、何を言ってるんだと思いました。
ちょうど今このブログを読んでくれている人も同じ気持ちかもしれませんね。でも、本を読み進むにつれてぼくの考え方は変わっていきました。
そして、価値のない患者を捨てる決意をしました。
1年間価値のない患者を捨て続けた結果
本には、具体的にどのように行動を取ればいいのか練習問題がついています。
その通りに実施しました。1年間かけて少しずつ、少しずつ価値のない患者を捨て続けました。
その結果、売り上げの上昇もそうですが、何よりも働いていて楽しくなりました。自分が大好きな患者さんで予約がいっぱいなんですから!
ぼくは、ロボットのようにマッサージするなんて大嫌いなんです。痛くてたまらない人にたくさん来てほしい。そしてその人たちを笑顔に変えたいんです。
顧客を捨てることは簡単ではありませんが、捨てることによって大好きな患者と仕事をして、心から仕事を楽しめます。患者はあなた自身なのです。どんな患者が来ているかは、あなたがどんな人かを表します。
患者を捨てると言うと、とっても悪いように聞こえます。でも価値のない患者を捨てることは患者にとってもいいことなんです。
価値のない患者を捨てることは、患者にとっても良いこと
「患者を捨てるなんてできないよ!」
そう思っているなら考えを改めてください。全ての人を幸せにする・全ての人に愛される・全ての人を愛するなんて不可能です。
価値のない患者が悪いわけではありません。あなたにふさわしくないだけなんです。考えてみてください。
肩こりは、揉んで気持ち良くなればそれでいいんだ!俺のいう通りに、気持ちの良いように揉んでくれ!という患者がいたとします。ぼくは、「肩こりの原因は、肩にありません。腰を治療しますね。」と言ったとしたらどうでしょう?患者もぼくも幸せになれませんよね。
肩こりなのに肩を揉むなんてぼくはあり得ません。肩を揉んで肩こりが良くなるなんて絶対にありえないと思っているからです。その患者にもっと適したところを紹介してあげれば良いでしょう。
ただし、患者を捨てるときに常に患者から好意的な反応が返ってくるとは思わないでください。最初に言いました。すべての人に愛されるなんて不可能です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「価値のない患者を捨て続けた結果」についてご紹介しました。
今回の考え方は、
- 売上が上がらない
- 仕事が楽しくない
といった悩みを解決することができます。
本にはもっとたくさんの情報と具体的な行動の仕方が書いてあります。
興味がありましたら、ぜひ参考にしてみてください。