- ダイエットのために朝ごはん食べない
- ダイエットのために夜ごはん食べない
ダイエットを志したことがある人はこの道を通ったことがあることが多いのではないでしょうか。
けど、ここに落とし穴があります。
1食のご飯を減らすことで、よりダイエットから遠のいてる可能性があります。
むしろ、間食をして食事回数を増やした方が、ダイエット効果が高いって知ってました?
この記事ではダイエットと食事回数の関係を解き明かしたいと思います。
目次
食事制限ダイエットの落とし穴
食事制限ダイエットは必ずリバウンドが来る
1日のカロリー摂取量を500キロカロリーでも、150キロカロリーという軽いものでも、減らすと一カ月もすると体重は落ちます。
けど2~4か月後には落ちなくなります。
食事制限ダイエットで落ちた体重をずっと維持するには、一生その食事制限を続けなければいけません。
ダイエットで朝ごはんを抜いた人は、一生朝ご飯を食べられません。
ダイエットで夕ご飯を減らした人は、一生減らしたままでないといけません。
食事によるダイエットでは、体重が減ります。内臓脂肪も減ります。
そして、食事制限ダイエットでは筋肉も減るのです。
食事でとるエネルギーが少なくなるので、体が使うエネルギーも減らさないといけません。
体は省エネのために、エネルギーを多く使う筋肉を減らします。
普通の食事に戻せば当然体重はもとに戻ってしまいます。
ダイエット食を続けていてもリバウンドがおきることもあります。
体はどんどん省エネ状態になっていくからです。
リバウンドすると元の状態よりも悪化する
リバウンドは元通りになると思ったら大間違いです。
リバウンドは圧倒的に脂肪がつきやすいのです。
筋肉は筋トレなどで使わないと増えませんが、脂肪はエネルギーをため込むには都合がいいんです。
リバウンドすると、ダイエットをする前より、筋肉が減って脂肪が増えるのです。
脂肪を減らすには絶対に筋肉が必要
本当のダイエットは、脂肪が減らすことが目的です。
そのためには筋肉が絶対に必要です。
筋肉が増えることによって基礎代謝もあがるため、やせやすくて太りにくい体になります。
ダイエットに筋肉は絶対に必要です。
食事回数を増やす3つのメリット
1. 食事回数を増やすと筋肉のタンパク質が合成される
『食事をとる』という行為はスイッチです。
食事をとることによって、筋肉のタンパク質は筋肉をつくる方向にスイッチが入ります。
これはインスリンによる効果でしっかりとした理屈があります。
ここでは、話が小難しくなるので省きます。
気になる人は、太らない教室がおすすめです。
2. 食事回数を増やすとエネルギーが消費される
食事をとるという行為はそれなりにエネルギーを使います。
食事をしたあとに体温が上がる人、汗をかく人って少なくないと思います。
食事によってエネルギーが消費されるのです。
これは、「食事誘発性熱生産」といいます。
3. 間食によるタンパク質が筋肉の材料となる
摂取したタンパク質が全て必ず筋肉の材料になることはありません。
胃や小腸、肝臓、色々なところで必要なものとして取り込まれてしまいます。
筋肉の材料となる前に消費されます。
従って、一度の食事でまず、小腸や肝臓を満足させます。そのあとに、筋肉の材料となるタンパク質をとりましょう。
ダンベルエクササイズで有名な鈴木正成先生は、小腸や肝臓が満足しているときにもう一度食事をするという方法をオススメされています。
ボディビルのムキムキな人たちが食事をこまめに分けているのはコレを知っているからなのでした。
余談ですが、ボディビルの人たちってめちゃくちゃ筋肉のこと勉強してますよ。
ただやみくもに筋トレしてるわけではありません。
脳みそは筋肉になっていないようです。(笑)
たぶん、そこらへんのマッサージや整体、柔道整復師の先生は筋肉の生理学や栄養学の知識でかなわないですよ。
まとめ
食事制限の落とし穴と食事回数を増やす、間食をするメリットはお分かりいただけましたか?
間食が太ると思ったら大間違いです。
内容をまとめます。
ぜひ、あなたのダイエットを見直してください!
- 食事制限ダイエットは必ずリバウンドが来る
- 食事制限ダイエットは筋肉が減る
- リバウンドは筋肉が減って脂肪が増える
- ダイエットに筋肉は絶対に必要
- 食事回数を増やすと筋肉のタンパク質が合成される
- 食事回数を増やすとエネルギーが消費される
- 間食によるタンパク質が筋肉の材料となる
この記事は筋肉博士、石井直方先生の本を参考にしています。
石井直方先生の本はとてもわかりやすいし、科学的な根拠に従ってかかれているため、説得力もあります。
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