<h2>はじめに</h2>
どうも、ヨシマツタケシです!
アメリカへのカイロプラクティック留学を目指す現役柔道整復師(接骨院の先生)です。今月からとある院を1つ任されて院長をすることになりました。
院長ってお金も儲かるし、かっこいい、なんて夢を見てましたが大間違いです。大変です。(笑) お金全く稼げません。
今日は柔道整復師の収入についてです。
私についてはプロフィールをぜひご覧ください。
www.yoshimatsutakeshi.com
目次
柔道整復師の平均年収
色々なサイトを見ると柔道整復師の平均年収は大体300万円~700万円のようです。多い人では1千万円を超える人もいるそうですね。
柔道整復師が明かす仕事の本音 ~年収や給料、転職・就職の実態は?~
heikinnenshu.jp
けど色々なサイトを見ても幅があるし、年収を書いている人がどんな人でどれくらい働いてその年収なのかわからないですよね。というわけで、現役柔道整復師の私の場合のお話をします。
院による差はもちろんあると思いますが、参考までになるべくリアルに書きたいと思います。
去年の年収は約270万円でした
去年の年収を計算してみると270万円でした。学校を卒業してから1年です。月収にすると22.5万円です。
新卒と考えると悪くないですよね?けどぼくの場合、転職組でもう30近いおっさんです。これはやばいです。(笑)
1年かけてやっと以前の富士通をやめるときの給料に追いつけたかな?という感じです。
給与体系
給料は基本給+歩合制です。おそらく多くの接骨院がそうなのではないかと思います。完全歩合制のところもあったりしますね。
健康保険・年金
多くの接骨院は個人事業主のため、健康保険・年金は自分で払います。ぼくもそうです。
接骨院は職場の拘束時間が長い
- 朝8時に出勤して夜は帰るのが早くても21時
- 平日は昼休憩2時間
- 平日に1日半日休み
- 日曜・祝日は休み
勤務時間は大体こんなもんですが、平日の夜や半日休みに院内の勉強会があったり、日曜にはセミナーに行ったりもしょっちゅうです。
人によってはブラック労働というかもしれませんね。時給計算なんておそろしくてできません。(笑)
ホリエモンの「君はどこにでも行ける」で書かれていた寿司の20年修行不要論なんかありますが、接骨院も似たような職人の世界です。最低でも10年は修業が必要だなんていまだに言われています。
修業こそすべて、辛い修業に耐えるのが、真の料理人の道だと思いこんでいる人が多い。想像以上に多い。修業だと言いながら実態は鉄拳制裁、しごき、イジメなど、パワハラの温床だと思うのだが……。 僕に批判をぶつけてきた人たちは主に「高い技術は時間をかけないと習得できない」というのが言い分らしいけど、それはどうなんだろうか。
引用:君はどこにでも行ける(堀江貴文著)
院長になると収入は激増するのか?
院長になると収入が増加するかはこれからのお楽しみですが、現状では今月は激減です。というのも、異動前の院で引継ぎがあり、異動後で引継ぎがありと施術にほとんど入っておらず、歩合分がほとんどありません。
院長手当はおそらくありません。ぼくの勤め先は実力が全てです。
院長手当を設けているところも多く院長にもなると月収が40~60万円の人が多いようです。
ブラックな仕事をしていて楽しいのか?
ここまでなんだかブラックな話ばかりしてきました。
けどブラックがどうかなんて考えたこともありません。ぼくは人の体が治したくて入ったのですから、これくらいは当たり前ですし、わりとしっかりと寝ています。
良いところもたくさんあります。
接骨院の良いところ
1番はなんといっても患者さんが良くなって笑顔でありがとうと言ってくれるときです。これはもう、うれしいなんてもんじゃありません。
今回異動することになったときにうれしかったのは、患者さんが何人か前の院からぼくの追っかけをしてくれました。これは相当うれしかった。
あとは、勉強してわからないことがどんどんわかってきたり、前は30分かかっていた痛みをたった5分で治せるようになったり、自分の成長を感じられる瞬間も大好きです。
まとめ
ブラックだなんだ文句言う人はやめちゃえばいいんです。そんな中途半端な気持ちの人に体触られたくないですよ。
好きじゃないとやってられない仕事ですし、収入は自分の頑張り次第でどんどん伸ばせる仕事です。最終的には開業してどんどん経営してけば大儲けも夢じゃありません。
でもぼくはそんなことよりも少しでも目の前の人に元気になってほしい。だからこそ、今は日本で出来る限りセミナーに行って勉強にいったり、将来アメリカにいってもっと勉強したりしたい。
そして富山に帰って開業してぼくの学んだ知識や技術を患者さんにお返しし、後世に残していきたい。
収入の話をするつもりが最後は夢の話になってしまいました。
終わり。