ホリエモンこと、堀江貴文さんの『君はどこへでも行ける』を読みました。ぼくは「面白いことない?」とか「最近つまらない」とかいつも言っている人にこそ読んでほしい。くっだらないことにとらわれてるジモティーにも読んでほしい。
じもてぃーのくだらなさはこのブログを読めば理解できるはず!
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目次
日本はアジアでトップクラスの経済力という勘違い
この本を読むまで僕は大きな勘違いをしていました。日本の経済力はアジアでもトップクラスであると。けどそれは大きな勘違いでありおそらく多くの人が勘違いしています。
日本はかつての力を失った。ジャパンマネーで世界を席巻したのは、一昔も前のことだ。
モノもサービスも良くて、品質が良い。しかも安い。
ぼくの経験談
ぼくはカポエイラというブラジルが発祥の伝統芸能をしています。ここでの説明は省きますが伝統的な舞踏と思ってください。ぼくたちの師匠をたまにブラジルから呼ぶことがあります。このマイナースポーツにも関わらずアジア諸国から人が集まってきます。タイ、韓国、台湾から人が集まってきます。
ぼくは不思議でした。なぜ、お金もそんなに持っているわけではないのに日本に来れるんだろうと。お金がないのにカポエイラのためにわざわざ身を削ってきているのか?なんて素晴らしい人たちなんだと思ったくらいです。(笑)
けど違ったんですね。日本に来るのは彼らにとって大変じゃないんですよ、もう。しかも決まって海外からくるメンバーは色々ショッピングを楽しんだり、お酒を飲みに行ってもお金払いがとてもよかったりします。
日本は安い国になったんだと実感した瞬間でした。
タイマッサージと変わらないくらい日本マッサージも激安
タイでも 現地のちょっと小奇麗なマッサージ店でサービスを受ければ、1時間2500円ぐらい。タイでの以前の感覚なら、その半分以下の金額だっと思うが、いまは東京の1時間2980円のマッサージと大差がないのだ。
タイマッサージといえば激安な印象もありました。けどこれももう過去の話です。東京のマッサージの方が下回る日が来るのもそう遠くないかもしれません。
安売りになった今、日本にできることはあるのか?
ぼくは、タダ単に日本の批判をしたくてホリエモンがこの本を書いているわけではないと感じました。今の現状を知らせると共にそこから生き抜く術を伝えていこうとしているのです。少なくともぼくはこう感じました。
日本の良さ
さんざん、日本は安い、“Japan as No.1″が終わったといったような表現をされたけど日本の強み、良さというのも書かれています。
日本は観光立国としてアジアで一番、稼ぎまくれるポジションをとっているのだ。またアジアの中でも最も早く近代化がうまくいき、現在は成熟期へと移行しつつある。そのおかげで治安は良く、インフラも整い、文化資本も豊かで、サービス業も発達している。これは本当にすごいことだ。
これらの良さを活かすことでまだまだ日本は発展できる。けどそれには戦い方を変えないといけないということだと感じました。
国境を作るのは自分自身
何を見たいのか、何がほしいのか。何がやりたいのか。それをはっきりさせないと、いつまでも「外」と「なか」の区切りは消えないだろう。逆に言うと、はっきりさせれば動き出すのは容易い。現実の「外」と「なか」のハードルは驚くほどに低くなっている。
行ける場所に限定はなく、どこにでも行けるのにいけないとしたらそれは、とらわれている自分自身の問題だということです。
君たちの国境は、頭のなかにある。
何度も述べてきたけれど実際に日本をでていかなくても全然かまわない。頭のなかの国境がなくなれば、日本の田舎暮らしでも入ってくる情報の質は格段に上がる。
頭のなかの国境を消そう。そうすれば君はどこにでも行ける。
ぼくも国境なんて軽々超えてやりますよ!
アメリカでカイロプラクティックの大学行ってすっげードクターになって、ブラジルいってみせますよ!!