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断食ダイエットの効果は、太りやすくなること。

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世の中には様々な断食ダイエットのノウハウや効果が出てきますね。ぼくもやってみようかな、わたしもやってみようかな、と考えているそこのあなた!ちょっと待った!!

断食ダイエットをやるかどうかはこの記事を見てからにしませんか?

結論から言ってしまうと、断食ダイエットは痩せないどころか、太りやすくなる可能性の方が大きいです。これは、残念なことに経験的な話ではなくて医学的に証明された事実なのです。

でも、まあ医学的な証明がすべてだと思わないけどね!けど、ぼくはやらないかな!そんなつらい思いして、逆に太りやすくなるとかあほくさいじゃん。

では、詳細いきまーす。

あっ、なるべくかみ砕いて説明するつもりですが、ちょっと小難しい話もしますね。めんどくさい人は、よくわからないけど医学的に証明されてて、断食ダイエットは太りやすいのね!くらいでいいと思います!

断食ダイエットでよくある間違った考え方

断食ダイエットで腸内はきれいになるのか?

LINE@質問者

断食ダイエット希望者

断食ダイエットをすると「デトックス」とか「腸内がきれいになる」ってきいたんですけど、本当ですか?

なんか宿便がでるから健康になって、体重も減るって聞いたんですけど?

もうね、こんなことを売りにする広告は消えてしまえばいいと思う!!

確かに断食すると、黒い便が出てきたあと、しばらく下痢が続き、そのときは体調が悪いのですが、さらに時間が経つとだんだん楽になってきて、健康なカラダを取り戻すことができる・・・なんてことがあるようです。

引用:炭水化物のすべて: 山本義徳 業績集1

これ、何百件もの腸の手術を経験したお医者さんに言わせるとこんな感じです。

宿便なんてありません。最初に出てくる黒い便は腸内細菌の死骸です。それが健康に良いとか、腸内がきれいになったとか・・・ありえないでしょ。

お医者さん

お医者さん

断食ダイエットによって栄養が入ってこなくなると腸のエネルギーは無くなってしまいます。すると、腸内の腸内細菌たちは死んでしまうのです。それが黒い便として出てくるだけです。

 

断食ダイエットで下痢になるのも腸のエネルギーが関係する

LINE@質問者

断食ダイエット希望者

断食ダイエットしたら、しばらく下痢が続いて気持ち悪かったけどそのあとめっちゃ調子よかったんですよね!!

なんか、健康な体を取り戻せた感じ♪

どこまでバカなんですかーーー!!下痢が体に良いわけないじゃない!

断食により腸のエネルギーが足りなくなると、腸で水分を吸収することもできなくなります。

引用:炭水化物のすべて: 山本義徳 業績集1

腸は水分を吸収するという大事な役割を持っています。腸で水分を吸収することによって、体の60%も占める水分が維持できるんですね。腸で水分が吸収できなくなると、便は柔らかくなり結果として下痢になります。

下痢でうんちがいっぱい出て、健康になった・デトックスされたとかどれだけバカなんですか!

腸だけでなく体内のエネルギーも枯渇しちゃってるから、断食ダイエットで下痢になったときはもう最高に体調がわるいですよね。ここから、体調を改善していってなんだか健康になった気に勘違いしているだけの話です。不健康な状態から、正常な状態に戻るだけです。

 

断食ダイエットは結局元通りにリバウンドする

ここまで読んだ方ならお気づきでしょう。

断食ダイエットは、不健康な状態に一度もっていき、そこからまた元通りになるだけです。断食に全く意味はありません

ただし、普段から食べ過ぎでいに負担をかけてる人は断食によって一時的に効果が出る可能性はあります。でもね、実はただ元通りになるだけで済まないんです。逆に太りやすくなってしまうんです。

 

断食ダイエットは逆に太りやすくなる?

腸のエネルギーの仕組み

腸のエネルギーとは、酪酸や酢酸などの短鎖肪酸を作り出すことにも使われます。これらの短鎖脂肪酸はエネルギーの材料として利用されます。

引用:炭水化物のすべて: 山本義徳 業績集1

少し小難しい単語が出てきましたね。単語は覚える必要はありませんので軽く目を通してください。

短鎖脂肪酸は腸のエネルギーの材料として利用されます。けど実は、体内のエネルギー状態にも大きく関係するのです。興奮するときの神経である、交感神経を介してエネルギーを一定に保つためにも関係するのです。このときに「脂肪酸受容体」というものも関係します。

この脂肪酸受容体について面白い発見があるのです。

 

脂肪酸受容体は肥満を防ぐ!?

腸内細菌が産生する酢酸などの短鎖脂肪酸を認識する脂肪酸の受容体「GPR43」に、体脂肪の蓄積を抑制し、肥満を防ぐ機能を持っていることが発見されたのです。

引用:炭水化物のすべて: 山本義徳 業績集1

脂肪組織においてだけインスリンの感受性を下げる作用があるというのです。これは脂肪組織に栄養がいかない、つまり体脂肪が増えにくいということを意味します

さらには、筋肉や肝臓においても効果があり、体全体のエネルギー消費を増やしてトータルとして太りにくい体をつくることを意味します

そして、話は断食ダイエットにつながります。

 

断食ダイエットは、むしろ太りやすくなる

腸内環境が悪化していると短鎖脂肪酸の産生がうまくいきません。そうすると先ほどお伝えしたように太りやすい体になってしまいます。

断食ダイエットは、逆に太りやすい体をつくるということです。

 

まとめ

断食ダイエットの効果はわかりましたでしょうか?ダイエットをするどころか、太りやすい体を作っていたなんて聞いたらショックですよね。断食なんてつらい思いしてまで、太りやすくなっていたなんて・・・・。

正しい知識を持ちましょう。

と言いたいところだけど実際はわかりませんよね。実際にやってみて感じるしかないですね。あとは、ぼくのブログを購読することです。(笑)

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