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速読とは違う読書法を紹介、「遅読家のための読書術」

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ぼくは、いつのころからか本を読むのが好きになりました。小学生のころに本を読み始めて国語の点数があがったのを今でも覚えています。

けど、この国語の時間がくせものです。これが『速読家』になれない理由で、『遅読家』を抜け出せない諸悪の根源です。国語の授業では筆者の思いをくみ取ることや”それ”は何を示しているのかなど、熟読することを求められました。

知らず知らずのうちに本は熟読し、理解し、覚えないといけないといけないと植え付けられたのではないかと思います。

読み方を変えなければいけない時代

スマートフォンなどでニュースがどんどん流れて来たり、SNSの情報がどんどん流れ込んだりする時代になりました。たくさんの情報が流れ込む中で必要な情報をパッと読み取る能力を求められる時代へ変化してきたのではないかと思います

今回紹介する本は、『本を読む』『文章を読む』という考え方を教えてくれるものです。決してよくある3分で身につく速読法なるチンケなものではありません。速読に必要なのはテクニックよりも根底にあるこの考え方が必要です。

フローリーディングという読書法

フローリーディングとは、「その本に書かれた内容が、自分の内部を流れていくことに価値を見出す読書法」です

その対象として考えているのが、「ストック」型の読書法。これはほんにかかれていることを頭の中に「貯蔵」することに重きを置いた従来型の本の読み方です。
(「遅読家のための読書術」44ページより)

膨大な情報が押し寄せてくる時代に最適化された「ため込もうとしない読書」です。
(「遅読家のための読書術」44ページより)

読んだ内容を全て覚えようとしても結局覚えることはできません。膨大な情報をもれなく吸収するのでなく、流していくのです。忘れたくないと思ったことは、書き留める。

ぼくが選ぶ神フレーズ

この本に習い、今後は本を読んだら神フレーズというぼくが最も感動した最高の1行を紹介しましょう。

読書の本当の価値は書かれていることの「100%を写し取る」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」こと
(『遅読家のための読書術』33ページより
])

100%をすべて写し取るなんて無理です。何か自分の価値観を変えてくれる1%を大事にしましょう。その1%が今後の人生できっと100%以上の効果を発揮してくれます。

筆者:印南敦史さんの書評

『遅読家のための読書術』 | WANI BOOKOUT|ワニブックスのWEBマガジン|ワニブックアウト
こちらに乗っています。他の書評も気になりますね。ぼくも書評を書いていきます。

書き留める方法

参考までに本書で紹介されている書き留める方法と実際にぼくが実施したものを記載します。今後の参考になればと思います。

本の魅力だけを抽出する「1ライン・サンプリング」

A4用紙を用意し、気になった部分をどんどn書き写していきます。「ここは忘れたくないな」と思うところに出会ったら、冒頭に「ページ数」を記載し、本文をどんどんストックしていきます。

最高の1行を選び出す「1ラインエッセンス」

たった1つの分に読書の神は宿る
1ライン・サンプリングから最高の1行を選び出しましょう。

なぜこの1行に感動したのか?という観点で一口メモを書く

ぼくはこのメモは、このブログだと思っています。ブログってそういう意味でもいいです。読んでくれる人のためにもなるし、あとで自分が見返すためにもいいですよね。

実際にぼくが実施したメモ

  • A4の手書きなどをすすめられましたが、ブログを書くことと手書きが超きらいなのでパソコンを使いました。
  • 最高の1行は★マークをつけました
  • 感動した理由はこのブログに凝縮したつもりです
  • 本の後半はテクニック的なところでぼくには不要とおもいメモはしていません。
  • ぼくは読書30分、メモ20分、ブログ30分かかりました。

===以下、ぼくが作成したメモ(パソコン)===
P10
スマホでもSNSやウェブニュースを見るようになって以来、多くの人の「読み方」が気づかないうちに変化しています。

圧倒的な量の情報が洪水のように画面に流れ込んでくるのでかつてのような「文字の追い方」をしていては間に合いません。

P30
いくら熟読しても、実際には忘れていることの方が多い

p33
★読書の本当の価値は書かれていることの「100%を写し取る」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」こと

P34
「本を速く読める人」と「遅くしか読めない人」がいるのではありません。「熟読の呪縛から自由な人」と「それにまだとらわれている人」がいるだけなのです。

p35
たった一回の読書に期待しすぎなのでは?

P44
フローリーディングとは、「その本に書かれた内容が、自分の内部を流れていくことに価値を見出す読書法」です

その対象として考えているのが、「ストック」型の読書法。これはほんにかかれていることを頭の中に「貯蔵」することに重きを置いた従来型の本の読み方です。

P44
膨大な情報が押し寄せてくる時代に最適化された「ため込もうとしない読書」です。

P56
本は3種類に分けられます。

①そもそも読まなくていい本、②速く読む必要のない本、③速く読める本

P72
ただ読むだけじゃなく、「書くために読む」ことへと意識を変える

P81
本の魅力だけを抽出する「1ライン・サンプリング」

P82
A4用紙を用意し、気になった部分をどんどn書き写していきます。「ここは忘れたくないな」と思うところに出会ったら、冒頭に「ページ数」を記載し、本文をどんどんストックしていきます。

P86
最高の1行を選び出す「1ラインエッセンス」

P86
たった1つの分に読書の神は宿る

P90
なぜこの1行に感動したのか?という観点で一口メモを書く

P87
「もっとも素晴らしいと思った引用」を1つだけ選ぶ
===以上、ぼくが作成したメモ(パソコン)===

終わり。