便秘の原因というと、
- やれ食物繊維とれだの
- やれ水分とれだの
- やれウンコを我慢しすぎるだの
言われます。
全部、やってみたけど変わんないよ!!
という方へ筋肉が便秘の原因を作っているという可能性を教えましょう。
食事、水分、ウンコの我慢に問題ある人はちゃんとそちらの対策もしてくださいね。
ちょっと難しいけど、大腸の解剖学を知ろう
大腸は細かく分類すると下記のようになってます。
- 盲腸
- 上行結腸
- 横行結腸
- 下行結腸
- S状結腸
- 直腸
今回の考えでポイントになるは、上行結腸・下行結腸です。
大腸はぜんどう運動というウネウネした運動を繰り返して、ウンコを肛門まで送ります。
けどなんらかの原因で大腸の動きを邪魔するものがあったら、ぜんどう運動が弱くなってウンコを肛門まで送ることができません。
なんらかの原因で大腸の動きを邪魔するものというのが、今回紹介する3つの筋肉なのです。
筋肉が硬くなってると大腸の動きを邪魔してしまうのです。
大腸の邪魔をする便秘の原因をつくる3つの筋肉
大腰筋
大腰筋と大腸ってめっちゃ近いんですよ!!
大腰筋が硬くなってると大腸の邪魔する可能性大です。
しかもこれ、座った状態で背中丸まってるともっと近づいちゃいます。
腸骨筋
骨盤の内側にべたっと貼りつく腸骨筋。
これまた大腸との距離が近い!!
見た目だけなら、大腰筋よりも距離が近いです。
腰方形筋
上行結腸 ― 腰方形筋と右人の前を上行
引用:日本人体解剖学 (下巻)下行結腸 ― 左人および腰方形筋の前をほとんど垂直に下行
引用:日本人体解剖学 (下巻)
立位だと距離はそこそこありますが、座位だとかなり近づきそうですね!
あとは、腰方形筋の付着部は、「便秘点」と呼ばれるツボとも重なりそうなので、効果ありそうです。
まとめ
便秘に関係する3つの筋肉があるのをお分かりいただけましたでしょうか?
ツボとか神秘的な東洋医学だけでなく、西洋医学の観点からみても手技で便秘を改善することはできそうですね。
解剖学を知るだけでめちゃくちゃ違います。
解剖学は奥が深いですね。
あ、筋肉はわかったけど対策を教えろって??
自分じゃ無理だからお近くの接骨院へ!!
ストレッチしたら多少変わるかもしれませんが・・・
と言うと怒られそうなのですごく簡単な便秘対策をお伝えします。
股関節を動かす運動をたくさんしましょう!
腸骨筋、大腰筋は股関節の運動に強く関わります。
普段の歩き方を大股にするとかでもいいです。
もしくは、ゴッドハンドに見てもらえば間違いなし!!