慢性頭痛はつらいけど、何をしても治らない。けどできるなら根本解決したい。
そう思っているあなたへ書きます。
頭痛に限らず、慢性的な痛みは日常生活に問題があります。
例えば、デスクワークで座ってばかり・パソコン見てばかりで頭痛がある人は座り方やパソコンに問題があるかもしれません。
例えば、夕方や夜になってくると頭痛がするけど眠れば治るという人は、重力に逆らう筋肉に問題があるかもしれません。
何が原因で頭痛が起きているのかを追求しましょう。『一発で治してくれるゴッドハンドいないかなー』なんて夢見てないで地道に生活を正しましょう。
ぼくは、日常生活までアドバイスをくれる先生こそ、ゴッドハンドなのではないかと思っています。
このブログでは、日常生活の見直しに必要な5つの項目をお伝えします。
目次
【前提知識】慢性頭痛を知るには48時間以内の行動を知る必要がある
慢性頭痛や片頭痛の人は、その48時間以内の行動が頭痛を引き起こしていることが多いです。
▼例えば、こんな原因があります。
- めちゃくちゃ酒を飲んだ
- 激辛ラーメンを食べた
- 天気が悪かった
- 座ってばかりいた
慢性頭痛は日常生活に原因と解決策が潜んでいます。
最低でも3カ月間は、自分の行動を5つのチェック項目に沿って記録しましょう。
記録することによって、あなたの慢性頭痛の原因がわかります。
原因がわかればあとは、その行動をやめればよいだけです!
5つのチェック項目
1. どんな慢性頭痛?
- どこにどんな頭痛が出たのか
- 頭痛は頭のどの部位に出るのか
- 匂いや光、音に対して敏感になるか
まずはどんな頭痛なのかを分析しなければいけません。
痛みは右なのか、左なのか、ズキズキするのか、重い感じなのか、などを自分の感じたままに記録しましょう。
右のこめかみが痛いのであれば、食べ物を右でばかり噛んでいるかもしれません。
匂いは嗅覚・鼻に関係し、光は視覚・目に関係し、音は聴覚・耳に関係します。
これらの情報に共通点があればかなり原因に近づけます。
2. 慢性頭痛は、何時に始まって何時に終わったのか
朝痛いのであれば、寝方に問題があるかもしれないですし、朝によく働く臓器やホルモンに関連する問題かもしれません。
東洋医学では、時間帯によって活発になるエネルギーというものが存在するので同じ時間帯ばかりなのであれば、治療も簡単になるかもしれません。
3. どんな食事をしたか
先ほど、右のこめかみの頭痛の話を出しました。
右のこめかみは、東洋医学的には胆のうが関係するので脂っこいものを食べたことが関係するかもしれません。
ぼくは、お酒を飲んだ翌日には必ずと言っていいほど右の首がつっぱります。
食事やお酒など口に入れたものを記録しましょう。
チョコレートやカフェインや食品添加物なども頭痛によく影響を与えると言います。
4. どんな天気だったか
- 晴れなのか、曇りなのか、雨なのか
- 湿度は高かったのか
- 風は強かったのか
ぼくが勤める整骨院では、台風の前などの気圧の変化があるときに頭痛を訴える患者さんがよく来院されます。
いまだに天気と頭痛の関係性のメカニズムは解明されていませんが、関係することは確実です。
5. どんな治療をしてきたか
- 整形外科、内科などの西洋医学
- カイロプラクティック
- 接骨院
- マッサージ
- 鍼
今までどんな治療を受けてきましたか?
その中で効果のあったものや効果がなかったもの、逆に悪くなってしまったものなどがあるかもしれません。
少なくとも3カ月~半年通院していて、全く変化が出ていないのであれば他を探すべきだと思います。
ここでの変化は、治療を受けたその日だけ良くなったという話ではありません。
3カ月~半年前との比較です。
治療をしたその日だけ楽ではムダです。
まとめ
5つのチェック項目をまとめます。
- どんな慢性頭痛?
- 慢性頭痛は、何時に始まって何時に終わったのか
- どんな食事をしたか
- どんな天気だったか
- どんな治療をしてきたか
これは頭痛だけでなく、慢性的な症状すべてにあてはまります。
慢性的な症状は日常を変えなければ根本解決にはなりません。
生活を見直しましょう!
チャオ!