前から気になってた坐禅・・・。
富山に帰省中、曹洞宗のお寺で開催された坐禅会に参加してきました。
実際体験してみて思うのは、難しく考えすぎてました。坐禅はただ座ってるだけなんです。
でもただ座るって難しいんですけどね。(笑)
このブログでは、坐禅の際に住職に言われた3つのポイントをご紹介します!このポイントがあれば家でも坐禅できちゃいます!
目次
坐禅ってなにするの?目的は?
オリンピックなんかで『日本頑張れ!』と言ったりしますね。
でも、これって『日本人頑張れ、外国人負けろ!』と言っているようなものです。
人間は常にこんな天秤を持っています。
どっちかが勝ってどっちかが負ける。
ボランティアをして見返りを求める。
奥さんに対しても見返りを求める。
こういうものにとらわれない心をもつ。
それが坐禅であり、無心。ただ座るだけ。
無心とかマインドフルネスとか言いますが、言葉にしてしまうのもなんだか微妙ですよね。言葉にとらわれてもいけないなーと。
坐禅の座り方
坐禅のときはどうやら坐禅布団、坐布(ざふ)というものに座るようです。
簡単に坐禅を組むと言いますが、ぼくはできませんでした。難しい!この写真のモデルさんも片足しかのせれてませんね。
坐禅が組めると、両膝とお尻の3点がしっかりと床につくのが一番安定するそうです。
▼坐禅の座り方
- 坐布の前の方に座る
- 坐禅をくむ(あぐらだけど足は両膝の上に置く)
- 右に左に体を動かし良いところを探る
- 前に後ろに体を動かし良いところを探る
- 自分が一番落ち着くところを探す
- 頭が天とぴーんとつながる
- ただ座る
坐禅に大事な3つのポイント
1. 目に入るものにとらわれない
一点を見つめたり、目をつぶるのではなく、視野を広くもつことが大事です。視線は45度下を向けるといいます。
これを半眼というそうです。(詳しいことはぼくもよくわかりません。)
何か視界に入ってきてもそれを受け入れるだけです。
深く考えたりはしません。ただ座るだけ。
2. 耳に入るものにとらわれない
色々な音が聞こえてきます。
鈴虫の音や車の音、風の音・・・。
1つ1つの音にとどまらないことが大事です。
深く考えたりはしません。ただ座るだけ。
3. 思いにとらわれない
色々な考えが思い浮かびます。
それを深く考えるわけでもなく
取り払うわけでもなく
邪魔にするわけでもなく。
深く考えたりはしません。ただ座るだけ。
坐禅をしてみた感想
坐骨神経痛になった。(笑)
まず1番に、左のお尻から足にかけてめっちゃしびれました。いわゆる坐骨神経痛的な?(笑)
時間にすると30分もなかったと思います。色々な音が耳に入って来たり、色々なものが目に入って来たり、色々な考えが頭をめぐったりします。
けど、1つ1つにとらわれずにただ座ることを意識しました。
坐禅のとらわれない心は、接骨院での施術にも活きる
坐禅って接骨院とかで人を施術しているときの心理状態と同じだと思うんです。
ただ、その患者さんの状態を感じることに集中しないといけないんです。自分の思いとかが変に入りこんでくると、患者さんからの情報を受け取れなくなります。
けど、大半の人はこういってもわかってくれないんだろうなー。患者さんとくっちゃべってマッサージして満足している人にはきっとわかりません。
この感覚が分かるあなたとぼくはお酒が飲みたい!(笑)
坐禅、すごくよかったです。
まとめ
坐禅ってなんだか少しお分かりいただけましたか?
実際はただ座るだけなんですが、それがなかなかできないんですよね。
ぼくが富山で行ったのは最勝寺と言うお寺です。ぜひ体験してみてください!!
▼最勝寺
ホーム / 曹洞宗 瑞龍山 最勝寺 | 富山市蜷川
チャオ!