柔道整復師のヨシマツタケシです!
本業は柔道整復師なので今日は体にまつわる話をします。本物だと信じていただくために…
ちまたではストレッチが流行っていますね。患者さんからもよく質問や相談をいただきます。今日はストレッチを継続しているけど柔らかくならない、体が硬い原因が知りたいという方には耳寄りな情報になることでしょう。
ストレッチをする前に水が必要です。
体の60%は水で出来ています。ストレッチをやってるけど柔らかくならない人は、やり方うんぬんではなくそもそも水が足りてない場合もあります。
体内のお水の割合
- 大人:60%
- 赤ちゃん:80%
- お年寄り:50%
これからもわかるように体内の水分量は年齢による変化もあります。だから赤ちゃんはぷにぷにしてやわらかいんですね。
お水って体内でどんな役割をしているの?
今回のテーマが体の硬さについてなので、そこに特化したお話にします。
ストレッチをしたときはどこが伸びますか?きっと皆さんが一番に思う浮かべるのは筋肉ですよね。けど、ストレッチで伸びるのって筋肉だけじゃないんです。皮膚だったり、腱、靭帯、関節包などといった組織も伸びます。水が少ない人はこれらが硬くなってしまいます。
筋肉を包む筋膜、腱、靭帯、皮膚の真皮などを線維性結合組織といいますが、これらの60%は水分で出来ています。水がないと乾いたスポンジのようにぼっそぼそになってしまいます。
つまり、体に水分がなくなると柔軟性が失われるのです。水分がないのにストレッチをどれだけやっても効果半減です。
筋膜:筋肉を包む膜。
腱:筋肉と骨をつなぐ組織。筋肉が直接、骨につくわけではありません。
靭帯:骨と骨をつなぐ組織。
真皮:皮膚は上から表皮、真皮、皮下組織という順番で層になっています。傷が真皮まで達すると傷跡が残ります。
お水はどれくらい飲めばいい?
お水は1日に1.5L~2.0L排泄されるといいますのでそれだけ飲む必要があります。このときに重要なのが水分ではなく、水ということです。お茶、コーヒー、ジュースなどは水としてカウントしません。
最初はつらいなとか飲めないなと思いますが飲むのを習慣づけると自然と飲めるようになります。私も最初はそんなに飲まなかったのですが、少しずつ続けるうちに自然と飲むようになりました。
以前、健康診断の際に朝から何も飲み食いしてはいけないと言われていたときに無意識のうちに水を飲んでしまっていていたということもありました。それくらいになると完璧です。
まとめ
- 柔軟性をあげるにはストレッチだけなく水が必要
- 水は1日1.5~2リットル
- コーヒー、お茶、ジュースは水に含まない